小学生の不登校の原因は?その時、親の対応とは?
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ある日突然、小学生の子どもが「学校に行きたくない」と言いだしたら…慌ててしまいますよね。
そんな時の原因は何か、親としてどう対応するのが最善か、ご紹介していきます。
不登校時の共通しての対応方針
最初は個々の原因に対して、対症療法をすることも容易ではないでしょう。
まずは親が落ち着いて、子どもが今は学校に行きたくないのだ、という現状を認めることです。
原因について問い詰めることもせず、ゆっくりと一緒に時間を過ごしてみてください。
そうすることで、子どもも親への信頼感を取り戻し、
一緒に対応を取ることができるようになっていくでしょう。
それでは、個々の原因に対する原因について見ていきましょう。
原因1.学校生活への不適応による不登校
低学年(1,2年生)にありがちな原因です。
幼稚園・保育園と違って時間割がきっちり決まっており、
しっかり座って授業を受けなければならない状況・生活リズムになじめず、
登校渋りが始まってしまうことはよくあります。
[親の対応]
これが原因で登校できない状況に陥ってしまったら、
家庭でも学校生活を念頭に置いた生活リズムを意識することです。
特に早寝早起きは非常に効果があると、スクールカウンセラーさんのお墨付きです。
夜更かしにならないように気をつけましょう。
原因2.友達との人間関係による不登校
中学年以上(3,4年生以上)になってくると、人間関係が複雑化してきます。
「いじめ」にまでは至らないまでも、ちょっとした悪口や陰口があったことを知って、
傷ついて自分の殻に閉じこもってしまうことがあります。
[親の対応]
この場合、最初は原因について話し合うこともできないかもしれません。
ここで「誰が言ってたの」などと問い詰めると、子どもが追いつめられてしまいます。
上記の「共通した対応方針」をベースに、優しく接してあげることが必要です。
傷ついた心を癒す時間をとってあげましょう。
原因3.学業不振による不登校
高学年(5年生以上)になってくると、学業不振も原因のひとつとして多くを占めてきます。
勉強についていけないことで、自信が失われて学校に行きたくないと思いつめてしまうことがあります。
[親の対応]
いきなり家で「勉強しなさい!」と言っても始まらないので、
今までの勉強を総体的に見直してあげる必要があります。
下の学年の教材なども取り入れて、基礎力を育んであげることが必要です。
「できる」「わかる」という自信をつけることで、学校に戻ることも可能となっていくでしょう。
この時、子どもに押し付けたり任せきりにするのではなく、
寄り添って勉強をみてあげることがポイントです。
不登校時の親の対応のまとめ
小学校は義務教育ですから、「早く登校させないと!」とそこまで焦ることはありません。
大らかな気持ちで、ゆったりと構えていることが子どもの安心にもつながります。
時間差登校、保健室登校からでもステップを踏んで進んでいけるといいですね。
上記の対応をしてみても登校できず、不安で仕方がない…そんな場合は、
一度【不登校専門カウンセリング】を受けてみることをお勧めします。
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