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不登校は強い!~学校が嫌いな今のあなたにできること~

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学校に行きたくない、友達に会いたくない、勉強をしたくない
先生が嫌い、何となく登校を拒否してしまう―

あらゆる理由が複雑に絡み合って
いわゆる「不登校」の日々を過ごしているあなたや
親御さんに、ぜひ知ってほしいことがあります。

 

 

状況や環境は人によって様々ですが、何よりもまず
不登校は「楽しめるもの」であることを、お伝えておきます。

悔しさや辛さ、しんどさに心身を振り回される
不登校というシチュエーションにおいて
実際に必要な捉え方・考え方とは、一体何でしょうか?

不登校は、滅多に体験できない貴重な経験の1つでもあり
時として、人生一生分のドラマを創り出せるほどの
可能性と力を秘めています。

 

 

周囲が不登校を弱い者扱いしたり、勝手に噂をしても
その第三者が、その後の人生で100%不登校を経験できる
というわけではありません。

そんな苦しみを経験した、あるいはしているあなただからこそ
実践できる2つの大切なことを、こちらの記事でお伝えしていきます!

 

 

とにかく「かく」

不登校は強い!~学校が嫌いな今のあなたにできること~

 

 

まずは、線、絵、愚痴、ポエムなど
何かしらを「かく」ことに意識を向けてみましょう。

 

 

カラーペン、鉛筆、ボールペン、筆ペンなど、何でも構わないので
とにかく1度、ノートやルーズリーフ、コピー用紙などに
心境や現状、思いやアイデアを、「かきこんで」みてください。

丁寧に何かを模写したり、板書するのではなく
今ある自分自身の感覚で、ひたすらかいていくことが大切です。

 

 

ノートや紙、日記に、どんどん自分の感情や環境を
表現していくうちに、自分の置かれている景色が
客観的に見えてきます。

そして、実際にかいたものを見返すことで
不登校に陥った原因を見出してみることが大切です。

これにより、同じ境遇の人はもちろん、似た経験値の人の
感覚や視点などの「感性」を、改めて、自分の要素へと昇華し
創作活動やモノづくり、人との関わりに活かせるようになります。

 

 

「そと」に触れる

不登校は強い!~学校が嫌いな今のあなたにできること~

 

 

そと」と平仮名で書くと、やはりどこか詩的に感じられる部分ですが
こちらも、至って単純且つシンプルな発想です。

 

 

例えば、窓のカーテンを開け、太陽の光を浴びること
その窓や扉を少し開けて、外気を取り込むことは
「そと」に触れることになりますよね。

学校がある時間帯に、全く違う場所に出かけたり
買い物をしたり、電車やバスでゆったり1人旅をしてみることも
「そと」の空気に触れに行くことであると言えます。

家から出ることが苦痛な人でさえ、実は
朝起きた時点で、実は布団の「そと」の世界に出ています。

 

 

部屋から出ることも、地元を離れてみることも
親がいない空間に行ってみることも、その名の通り
全て「そと」の世界に出ていることに繋がるということ!

自分の存在に疑問を持つ人であれば、まずは目をこじ開けた時点で
自分の「そと」を見て、聞いて、感じていることになります。

この「そと」の感覚を、自分なりの定義で作ってみることで
「学校」という区域が、実は内側の空間である事実にも
気付けるのではないでしょうか?

 

 

この考え方、漫画やドラマの世界にも
応用されていることが多いと言えます。

例えば、標準語の世界にいた主人公が、方言飛び交う
地方の学校に転校する際の、「そとから」故の景色や
互いを色眼鏡で見合う筋書きは、まさにこの通りですよね。

それほど、学校というコミュニティは、社会全体・世界全体の
極一部」に過ぎないということ。

 

 

「そと」に触れてみることで、学校という大きな壁が
自分の地域や都道府県、国における、断片図の「一部」を
担っているだけであることを、感じられるのではないでしょうか?

「ここでダメならあっち」、「あっちでダメならそっち」と
のらりくらり、居場所を探してみることが大切です。

 

 

大の大人でさえ、職場や家庭で、自分の居場所を探す時代
ましてや学生の間は、留学や職業体験も全てひっくるめて
どんなに点々としても構いません。

各々の方法や道順だからこそ、解決できる、出会える何かがある
という事実を踏まえて、転々とする中で、ようやく見えてくる
無意識の習慣や特性こそ、本来の自分自身の姿でもあります。

 

 

色んな所を転々とすることが、例え「逃げ」であるように
感じられるとしても、人間は多少なりとも、同じ方法や景色に
飽きてしまう性質があるもの。

焦らず時間をかけてこそ、その人自身のペースで
自分自身と向き合えるようになっていくので、まずは
親子で一緒に、「そと」の息吹に触れてみてくださいね。

 

 

不登校という苦痛と闘うあなたへ―

もちろん、学校で得られる経験や知識、感性を
自身の人生や社会に活かすか否かは、全て自分次第である
というのが、世の摂理であることには変わりありません。

受験、いじめ、人間関係、コンプレックス、進路、家庭など―
人によってその原因は様々であるからこそ、当然、一概には
この2つの考え方が、完璧な解決策と呼べるわけではありません

 

 

時に、この手段でさらに痛みや悔しさを伴うことも
可能性としては十分にあり得るもの。

ですが、「あなた」という1人が、一息つくための充電期間
「不登校」の名の下に成立させることができます。

学校に通う世代だからこそ、不登校という充電の方法で
自分を助けてあげられるということ。

 

 

学校と距離を置くことで、自分を含めた「不登校」の
根本的な解決を模索してみることで、少しずつ確実に
あなた自身のプラスの価値に繋げていけるのではないでしょうか?

人間は、苦しみだけではどうしても辛いものですが
そこに痛みが伴い、体や生活にまで影響が出た時
誰がその手助けを一番最初にしてあげられるのか―

あなたのことを、第一に理解し続けられる人は
親子以上に、「あなた自身」であること
いつでも忘れないであげてくださいね。

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