赤ちゃんにイライラして自己嫌悪に…。イライラせずに向き合う方法とは？

待ち望んだ赤ちゃんの誕生―お腹にいる時は早く出ておいで、と
と心待ちにしていたのに、いざ出産すると、楽しさよりも大変な事が多く
気付けばイライラしている、という経験をしたママは少なくないもの。

ハッとして我に返るものの、イライラしてしまっている自分に嫌気がさし
自己嫌悪に陥ってしまうことも度々ではないでしょうか？

　

　

可愛いはずのわが子に、イライラをぶつけたくないのに
育児や家事に奮闘する中では、どうしても、イライラしてしまうことは
よくあるもので、悩んでいるのはあなただけではありません。

そこで今回は、イライラしてしまった時の対処方法や
先輩ママさんたちの、経験談などをご紹介していきます！

　

　

赤ちゃんがダメなことをしたら叱ってしまう

　

　

赤ちゃんは、生まれてから、成長する中で、驚くほどあっという間に
あらゆることが出来るようになっていきます。

そんなわが子と過ごす時間は、想像以上に楽しくて可愛くて
とても愛しいと思えるものです。

　

　

しかし、そんな優しい気持ちと同じか、時としてそれ以上に
些細な事でイライラしたり、つい声に出して怒ってしまったりと
子育ての悩みを抱えているママも、非常に多くいらっしゃいます。

体験談の中には、例えば以下のようなものも
たしかに存在します。

　

　

• 離乳食の開始時から、ご飯の好き嫌いが多く、まだ1歳の子どもを相手に、怒りが込み上げ、叱ってしまう
• 子ども自身の手では、絶対に食べようとせず、こちらが食べさせてあげようとすると、顔をそむけたり、口に入れても、ベーっと出されてしまう
• 食べなれていないものは、頑なに拒否されてしまうほどの偏食の激しさで、結局毎日同じような献立になってしまう
• 子どもが食べてくれない焦りと、自分の性格の真面目さが相反して、イライラしてしまうので憂鬱で仕方ない
• 子ども本人は可愛いのに、ヒステリーになると怒ってしまい、泣いてしまう子を見ては焦りの繰り返し
• 頭の中ではダメだと分かっているのに、いざとなると、どうしてもイライラを抑えられない

　

　

このように、食事1つを例に挙げても、上手くいかずに
結果として、イライラしてしまう、というママさんは
事実たくさんいらっしゃることが、よく分かりますよね。

もちろん、食事以外の他の原因や状況もあり
その実際、ママさんがイライラする理由は、実に千差万別―
ママさんは、誰もが悩みながら、毎日育児を頑張っています。

　

　

現役ママさんたちに知ってもらいたい言葉たち

離乳食を食べてくれない、授乳や夜泣きで寝不足になる―
育児における、ママの悩みは尽きません。

　

　

どの境遇にいるママであっても、子育てにおいては
1度や2度は、悩み事にぶつかるのではないでしょうか？

そんな悩みを抱えるママさんにこそ、ぜひ1度読んでいただきたい
離乳食に伴う、先輩ママからのアドバイスを、ご紹介しておきましょう！

　

　

～離乳食の悩み～

赤ちゃんは、離乳食から、徐々に普通食へ移行していきますが
そうした中でさえ、毎日の悩みは付き物ですよね。

せっかく頑張って作ったのに、当の子どもが食べてくれない
なんて日が続けば、当然、人間であるママも、イライラしてしまうもの―

　

　

ですがその実際、子どもである赤ちゃん自身が
食事に関するお勉強中であるのも、また事実であると言えます。

赤ちゃんにとっては、日々の食事1つひとつに対して
「これは何？」という疑問が、連続している状態です。

ママがせっかく作ってくれた料理でも、食べない、捨ててみる
ぐじゃぐじゃ遊んでみるなど、大人にとって想定外のアクションは
赤ちゃんの日常茶飯事であり、日々の学びでもあるのです。

　

　

例え赤ちゃんであるにせよ、同じ人間であると判断できる以上
料理を作ったママは、もちろんショックを受けますし
心穏やかにいられる人は極稀であると言えます。

ただ、赤ちゃんが食べ物を粗末にして怒るのは
ママ自身の悲しみ以上に、子どもの成長のことを
考えているからではないでしょうか？

　

　

あまりにも食べてくれないと、栄養が偏ってしまう
お腹がいっぱいにならないのではないか―

健康のことから、まずはしっかりと教えなければ
そう焦り、悩む結果によって、つい怒ってしまうものであると
筆者自身もまたそう考えますし、その気持ちは理解に難くありません。

　

　

筆者自身も、昔はそうでしたが、時間が経つに従って
「好き嫌いは生まれつきもっているもの」だと割り切れていますし
ママ自身にも、嫌いな食べ物の1つや2つあると思えば、納得できますよね。

同じように、赤ちゃんにもまた、嫌いな食べ物はあり
尚且つ、大人同様、我慢して食べられるわけでもありません。

嫌なものをポイッと投げてしまうのは、当然
赤ちゃんならではの行為になるので、もし投げてしまったら
「要らないものは貰うね」と、声を掛けてみましょう。

　

　

ママにとって憂鬱な時間は、赤ちゃんにとっても憂鬱な時間―
ママ自身が、子どもとの食事の時間そのものを楽しいと
感じられれば、子どももまた、食べることが好きになっていくもの。

パパやママが楽しそうに、美味しそうに食事をしていることで
赤ちゃんも自然と、「食」に興味を持ち始めます。

ママの作った食事の愛情そのものは、まず間違いなく
きちんと伝わっているので、「今は」食べてくれるものだけで
大丈夫ですし、過剰な心配を抱えず、気長に待ってみましょう！

　

　

イライラしない対処法は？

　

　

ただし、実際のところ、つい子どもに対して
イライラしてしまうママには、「とても子ども想いである」
という、大きな共通点あることも、覚えておきたいもの。

何事も、子どもが分かりやすいように伝えなければ
と、思ってしまっているママさんは、少なくありません。

　

　

子どもが1発で分かるように
・ダメな事をした時は、怖い顔で怒らなければ
・されて嫌なことは、同じことを子どもにも理解させなければ

こういった気持ちを、真剣に捉えられるママさんだからこそ
それが裏目に出て、悪循環になってしまうことは珍しくありません。

　

　

ですが、そうではなく、「ママが伝えやすい・話しやすい」
と感じる、伝え方や教え方で接してみるのも、1つの方法です！

「それでは伝わらないのでは？」と思ってしまいそうですが
意外にも、先輩ママの中には、この方法で前よりも伝わるようになった
と感じている方も、一定数いらっしゃいます。

　

　

ママだけが必死に伝える、のではなく、パパもママも一緒に
「丁寧に伝えてあげる」ことで、子どもと向き合う時間1つひとつが
より特別なものに変化していきます。

もちろん、初めのうちは、半信半疑で構わないので
ぜひ1度、お試しとして、この方法も実践してみましょう！

　

　

赤ちゃんと自分に寄り添おうとすること

子育てにイライラしてしまう気持ちは付き物であり
自己嫌悪や泣きたくなる感覚は、当然の産物です。

子どもを怒ったから、といって自分を責めるのではなく
むしろ「子育てを頑張っている立派な証」として
少しずつでも、自信にシフトチェンジしてみましょう。

　

　

じっくりと周りを見渡せば、周囲にも、同じ悩みを持つ
ママさんたちが沢山いらっしゃるので、自分が嫌になる時ほど
周りに相談したり、少し休みながら、着実に過ごしていきたいもの！

怒ってしまいそうになった時は、まず子どもと向き合っている
自分自身を認めつつ、子どもの目線・気持ちになってみるのも
良いのではないでしょうか？

子育てに正解は無いからこそ、子どもの成長はあっという間―
あらゆる感情を感じながら、思いきり子育てを楽しみながら
試行錯誤してみましょう！