双子を妊娠！双子の妊娠生活はどんな注意が必要？

赤ちゃんを同時に2人も授かるなんて素晴らしい。

最初はお母さんもその喜びを感じているはずですが、
しばらく経つと不安におそわれることもあるでしょう。
　

いきなり2人の子供の世話なんてと思うかもしれません。

不安が少しでも解消できますよう、双子について知りたいことをご紹介いたします。

病院側は慎重になることも

双子を扱うことが少ない病院では、双子の妊娠、出産について手探りの状態です。

万が一のことが起こらないよう、できるだけ大事に妊娠生活を送ってもらい、
出産も万全を期してほしいという気持ちが強いため、病院側はとても慎重になるのです。

双子でも妊娠生活を積極的に楽しんで

では、実際のところ、双子の妊娠はそんなに大変なのでしょうか。

確かに、本来定員1人の子宮で2人を育てるのですから、お母さんの負担は大きくなります。

妊娠高血圧症候群や早産の確率も、1人の場合とくらべて高くなります。

でも、健診の頻度を多くして、リスクの芽を摘み取りながら、
そして何かあればすぐに対応することによって、その多くは正期産で経膣分娩しています。

ですから、双子だったとしても、どこに気を付けて何をすればよいかを知っていれば、
精神的にも妊娠生活を楽しむことは十分できるのです。

何より、2人の赤ちゃんに出会えたときの喜びはひとしおでしょう。

一絨毛膜性双胎の場合は注意が必要

大ざっぱにいうと、双子には、ひとつの胎盤を共有している双子（一絨毛膜性双胎）と、
別々の胎盤を持っている双子（二絨毛膜性双胎）とがあります。

二絨毛膜性双胎の場合、2人はそれぞれの胎盤から栄養や酸素が供給されます。

つまり、お互い別々のお膳を持っているのですから、自分の取り分は確保されています。

ところが、一絨毛膜性双胎の場合は、ひとつのお膳を2人で分け合うことになるのですから、
どちらかが相手の分まで奪い取ってしまうこともあり得ます。

このため、一絨毛膜性双胎は、二絨毛膜性双胎よりも注意が必要で、健診の回数も多くなります。

双子の先輩ママはたくさんいる

最近は、不妊治療を受ける人が多く、その結果双子になるケースが多いです。

手を伸ばせば、同じ不安を抱える仲間や、
双子の妊娠、出産の不安を乗り越えてきた先輩ママがたくさんいます。

心配なら相談してみるといいでしょう。

インターネット上のサークルもたくさんあります。

検索してみてください。

自治体で双子の妊娠、出産をサポートする体制作りを模索しているところもあります。

住んでいる市区町村の役所などに問い合わせてみましょう。

双子を妊娠したときのまとめ

双子を育てるとなると、授乳もおむつ替えも何もかも2倍で、目が回る忙しさでしょう。

でも、一度にきょうだいが育てられ、成長を見守ることができるのです。

2倍のマタニティライフを楽しみながらお過ごしください。