初めての保育園と夜泣きは関係ある？夜泣き対策について

保育園に通い始める前は夜泣きも落ち着いてきたのに、なぜまた夜泣くようになってしまったんだろう？

ママの仕事復帰も重なると、今までは大目に見ていた夜泣きも困り果ててしまうママも多いかと思います。

どうして泣いているの？と小さいわが子に聞いてみても理由は分からず。

夜泣きをする期間はずっと続くというわけではありませんが、
ママたちのプレッシャーになるのは確かです。
　

そこで今回は、保育園に通いだした1歳〜3歳頃の子どもの夜泣きに焦点をあて、
その原因やどのように関わっていったら良いのかについて述べていきたいと思います。

初めての保育園生活！ドキドキな子どもたち

初めての保育園生活、ママやパパと離れて新しい環境に溶け込んでいくのは、
小さな子どもたちにとってはとても勇気のいることです。

人見知りのない子やあまり緊張しないという子も稀にいますが、
ほとんどの子が緊張と不安を胸に抱きながら母子分離を経験します。

大人でも転職などして、新しい環境の中で過ごしたりその環境に馴染もうとしたりすると、
ドキドキして不安になったり夜眠れなかったりする人も多いのではと思います。

子どもたちも同じで、新しい環境に適応しようとすればするほど、無意識に反発心を抱いたり、
不安になったりするものです。

新しい先生、新しい友だち、何より新鮮で慣れたら楽しい場所ですが、
慣れるまでが試練でそれを乗り越えてゆかなくてはなりません。

最初は慣らし保育を設定して、子どもの心理的負担が軽減するように、
短い保育時間から始めてだんだんと長くしていく方法がおすすめです。

園生活に慣れるまでは個人差ありますので、
無理のないプランで余裕を持って慣れさせていくということが最も大切です。

夜泣きがまた始まった原因は？

保育園に通い始めたのがきっかけでなぜ夜泣きが起こってしまったのか、考えられる理由は2つあります。

一つ目は、「保育園に通い始めたという心理的、身体的ストレスを感じている。」ということです。

初めての母子分離と新しい環境に慣れるためには心理的なストレスを感じますが、
それと同時に身体的ストレスも感じています。

家庭の生活リズムと保育園での集団生活のリズムは違います。

たとえば、食事の時間や睡眠時間などがあげられます。

保育園入園前には、なるべく園の生活リズムと同じような規則正しいスケジュールを意識してみると、
身体的にもストレスを感じにくいと思います。

二つ目は、ママの仕事復帰などの環境の変化や、
「仕事復帰によるママ自身のストレスを子どもが感じ取っている。」という点です。

子どもたちが新しい環境でストレスを感じている一方で、
実はママたちも仕事復帰による生活環境の変化にストレスを感じるようになります。

ママの微妙な心理的変化を子どもは敏感に察知し、いつもより甘えたりしてしまうこともあるようです。

仕事復帰はママにとっても負担が大きいですから、
なるべく大らかな気持ちで子どもと接するようにしましょう。

夜泣き対策はどうしたら良いの？

保育園通園による夜泣きは、子どもが園生活に慣れるまで時間をかけて待つしかありません。

しかし、夜泣きを軽減するために工夫をすることは可能です。

第1に睡眠時間を多くとるということです。

初めての保育園生活は大人の想像以上に疲れるものです。

寝るのが遅すぎて、睡眠時間が足りずに疲れてしまうこともあるため、早めの就寝を心がけましょう。

第2に快適な睡眠環境を作る工夫が必要です。

寝る前は一緒に絵本の読み聞かせをしたり、
オルゴールなどの音楽をかけて子どもたちがリラックスできる雰囲気づくりをすると効果的です。

はじめての保育園と夜泣きのまとめ

さて、保育園に通い始めた1歳〜3歳頃の子どもの夜泣きとその対策について、
お話してきましたがいかがでしたでしょうか？

ママの仕事復帰と子どもの保育園生活がダブルで始まる大変な時期。

子どもたちだけではなく、大人にとっても不安やプレッシャーが重なる日々ですから、
家族や周りの人たちの協力やサポートが必要となってきます。

夜泣きの悩みや育児の悩みは一人で抱え込まずに、周囲の人たちや保育園の先生に相談し、
前向きに乗り越えてゆきましょう。