2歳児からのおすすめ絵本、親子で楽しめる絵本を紹介！

小さい赤ちゃんのときはよく分からなかった絵本も1歳〜1歳半を過ぎると、
自分で読みたいという気持ちがわいてきて絵本に興味を持ちはじめます。
　

自分でページをめくったり、お気に入りの絵本は何度も何度も繰り返し読み聞かせをしてもらい、
絵本の中のフレーズを真似して言ってみたりと、絵本の楽しさがぐっと広がるのもこの時期。

本屋さんに立ち寄れば、絵本コーナーにかじりついて、
中々帰らない子も出てくるかもしれません。

そこで今回は、2歳頃の子どもにおすすめの本のご紹介と、
絵本を楽しむための環境づくりについてお話ししていきたいと思います。

もうすぐ2歳。どんな本がおすすめ？

まずはじめにおすすめしたいのが、
「だるまさんシリーズ　が・の・と」(作：かがくい ひろし、ブロンズ新社)です。

本屋さんに入れば、必ずといっていいほどおすすめコーナーに山積みされている、
人気のベストセラー。

だるまさんのほがらかなイラストがとてもかわいらしい表紙です。

このだるまさんの絵本は、「だるまさん　が」「だるまさん　の」「だるまさん　と」の、
3冊でシリーズ化されています。

「だ・る・ま・さ・ん・が、、、」「どてっ」とはじまるフレーズは、
はじめのページから子どもたちのハートをつかんで笑わせてくれます。

だるまさんの大きなリアクションと、「だ・る・ま・さ・ん・が、、、」の、
繰り返し反復する言葉がたまらなくクセになってしまう楽しい絵本です。

2歳ごろになるとヤダヤダ期が始まり、夜眠たくないとアピールされてはママも困りもの。

眠る前には、一緒に絵本タイムを作りましょう。

そこでおすすめの絵本が「ねないこだれだ」(作：せな けいこ、福音館書店)と、
「おつきさまこんばんは」(作： 林 明子、福音館書店) です。

「ねないこだれだ」は、黒い表紙にこわいおばけのイラスト。

夜中はおばけの時間ということで、夜中に遊ぶこはおばけになってしまうという、
なんともこわい絵本。

イラストはかわいらしいですがママの読み聞かせ方次第でこわい雰囲気を作り出せるので、
ヤダヤダして困っている子をお持ちのママにはおすすめです。

しかし、あまり怖がらせても夜泣きの原因になってしまいますので、
この本を読んだ後は明るい絵本を読んであげてくださいね。

2歳児からのおすすめ絵本をみながら歌をうたおう！

次におすすめしたいのが、絵本の歌詞がそのままCDになっている絵本です。

代表的な絵本がエリック・カール氏が描いているシリーズ。

「はらぺこあおむし」、「月ようびはなにたべる?」、「できるかな」の3冊です。

はらぺこあおむしのイラストはキャラクターとしてもとても有名で日本でも愛されていますね。

それぞれの本の歌詞が歌になってCD化されて売られています。

CDをかけて歌に合わせてページをめくることで、
今までにない絵本の世界観が広がって子どもたちも夢中になること間違いなしです。

「できるかな」の曲は、絵本に出てくる動物たちの動きを、
実際に真似しながら歌うことができ、リズム体操としても最適です。

天気が雨の時など、子どもと一緒に体を動かしてリフレッシュしたいなというときにも、
室内でCDをかけて絵本をみながら簡単にできるので楽しめますよ。

子ども用の絵本スペースを作ろう！

子どもが自分で絵本のページを開けるようになったら、
お部屋に絵本コーナーを設置しましょう。

いつでも自由に好きなときに絵本を手にとって見ることができる環境を作ることは、
とても大切です。

自由に読むことができるかわりに、子どもが本を手にとって読んだ後は、
必ずお片づけしてから、次の本を選ぶという簡単なルールを約束すると効果的です。

たまに内緒で新しい絵本を本棚に忍ばせておくのも、
子どもがそれを見つけたときに新しい発見があって喜んでくれるかもしれません。

2歳児からのおすすめ絵本のまとめ

さて、ここまで2歳頃の時期におすすめの本と、
絵本を楽しむための環境づくりについてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか？

絵本の興味・関心は子どもたちにとって個人差があるものです。

絵本を読んだり、見たりすることを強いるのではなく、
子どもの絵本への興味が自然に向くように大人も一緒に、
楽しんで読むことができるのがベストですよね。

子どもが絵本に興味・関心を持てるように工夫してあげる、
または親子で一緒に楽しむ時間を共有するということが一番大切なことだと思います。

あなたもぜひ、子どもと一緒に楽しい絵本タイムを作ってみてくださいね。