専業主婦は楽に見えて辛い!不安や孤独を抱え込まないために
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「結婚しても働きたい」―
そう考える方がいる一方、パートナーには専業主婦であってほしい
あるいは専業主婦になりたいと、希望する人も多い時代になりました。
確かに、事実専業主婦は、毎日すべき家事も、好きな時間に自由にできて
恵まれている環境であると言えるのではないでしょうか?
筆者も、そんな専業主婦の1人ですが、事実、毎日バタバタすることなく
のんびり子どもたちと遊べるのは、間違いなくありがたい環境です。
「専業主婦は時間に余裕があり、いつも綺麗でいられる」と
羨ましく感じられる方も、決して少なくないもの。
それでも、「辛い」、「寂しい」、「相談できる人がいない」など
マイナスな気持ちを1人で抱えている専業主婦が多いのも、事実です。
あなたは、家族と笑顔で過ごしつつ、実は心の奥底に
少しずつ貯まった、「辛い気持ち」を、無意識に抱えていませんか?
こちらの記事では、専業主婦の方はもちろん、専業主婦でない方やパパも
専業主婦が抱える気持ちについて、今一度考えるきっかけに
していただける、そんな内容にまとめてみました!
それでは早速、専業主婦で辛いと感じている方のために
主婦特有の葛藤を乗り越えるための工夫やコツを
ご紹介していくので、ぜひ今後の参考にしてみてはいかがでしょうか?
出産はゴールではなくスタート!
やはり実際問題、育児がどれだけ大変なことであるかは
子どもを産むまで、なかなか分からないものですよね。
筆者も保育士でしたが、自分の子どもと保育園の子どもは違うと
先輩からよく教えられていました。
我が家は双子ですが、想像以上に慌ただしい毎日で
出産してみてようやくその意味を痛感したと言えます。
家の外で仕事をバリバリで頑張ってきたママさんの感覚で言えば
「仕事よりも子育ての方が簡単そう」と捉えてしまいがちですが
実際、先輩ママたちが、育児中に辛いと感じる場面はたくさんあります。
仕事も育児も、基本的には体力が必要なので、「体力には自信がある」
「少々の寝不足ではへこたれない」と感じる方もいらっしゃいますが
こと子育てにおいては、その次元が異なると考えておきたいところ。
- 24時間気が休まらず、いつ泣かれるかのハラハラが最長2年程続く
- 子どもが心配になったり、泣き始めると、5分で終わる家事が中断
- 入院の寝たきりで体力が落ちると、より一層疲れやすくなる
- 即席のご飯の支度さえ進まないことも日常茶飯事
中には、実家へ帰省したり、両親が手伝いに来てくれる方もいますが
実家から離れて暮らしている方は、なかなかそれらを他人に頼めないまま
そんな日々の積み重ねによって「育児ノイローゼ」に繋がってしまいます。
筆者もまた、「何でも自分でやってみたい」という想いが強かったので
手伝いこそ親に頼みませんでしたが、どうすべきか悩む日はありました。
幸い、パートナーは理解してくれているので、家事・育児とも
積極的に手伝ってくれましたが、その根本に根付いている厄介な大前提は
何と言っても、「女性は家事や育児をして当たり前」という価値観。
昔から、家事や育児は女性の仕事である、と認識されてきましたが
現代においては、「イクメン」という言葉も普及し、自分の子どもだから
子育てに参加するべきである、と多くの女性は感じています。
しかし、理想と現実は異なるものであり、全く手伝わないパパは
少なくなく、その状況が当たり前になってしまうと、ママ自身もまた
相談できる人が限られてしまい、当たり前が苦しみに変化します。
だからこそ、悩みを抱えるママや専業主婦のあなたも
「専業主婦は贅沢」、「専業主婦は悩んではいけない」
なんて考えを捨て、まずは気軽に相談から始めましょう!
パパは仕事で疲れているかも知れませんが、ママもまた同じく
毎日の育児や家事を頑張っているので、なるべく家の中では
ママのサポートもしてあげてくださいね。
「ワンオペ育児」とは?
では、昨今話題になる事が増えた、「ワンオペ育児」についても
併せてチェックしておきましょう!
「ワンオペ育児」とは、「ワンオペレーション育児」の略で、名前の通り
パパが育児に不参加で、ママが1人で子育てを頑張る状態を指します。
専業主婦は、「専業」であるが故に、1円も稼げずとも自分がしなければ
と、パートナーに甘えられない状況を、自ら作りがちです。
そんなワンオペ育児になりやすい専業主婦の共通点としては
罪悪感や引け目を感じていること、であると言えます。
専業主婦だから、家事や育児を完璧にこなさなければ、という責任感から
段々と周りに頼れなくなりがちですが、これは専業主婦のママにとって
育児や家事が「仕事」に置き換わってしまうからこその事態です。
毎日しっかり育児や家事をこなしているのは、既に素晴らしい事ですし
限りなく自信を持って、お子さんと過ごしてもらいたいところ。
事実、子どもの可愛らしい時期は、意外にもあっという間に過ぎるので
パパに頼れる環境を作りながら、一緒に育児を楽しみましょう!
専業主婦は時間がある?
たしかに、客観的に見れば、専業主婦は時間が「あるように見える」ものの
その実際、時間はあっても、「何の時間」という区切りはありません。
その最大の理由は、やはり子育てであり、家事に子育てが加わるだけで
家事をしたくても、思うように進まないから、であると言えます。
子どもの様子を伺いながら、ご飯の準備、食器洗い
洗濯や掃除をするだけで、実は一苦労なので、現実の子育てでは
トイレやシャワーもままならない場面が非常に多いもの!
時間そのものはありますが、何をするにも、子どもが介入するので
まず思うように事は進まないもの、として考えるのが妥当です。
仕事を頑張る方で例えれば、仕事中にずっと誰かから話しかけられる
といった状況を想像すると、分かりやすいのではないでしょうか?
専業主婦と言えども、理解してもらえるだけで気は楽になるので
身近に毎日頑張っている専業主婦の方がいらっしゃる場合は
ぜひ一言、言葉をかけてあげたいものですよね。
専業主婦のリアルを知ること
専業主婦についての考え方や感じ方は、もちろん人によりますが
同じ専業主婦であっても、ストレスを感じる人、幸せを感じる人それぞれ。
ただ、今日のお子さんは、その日にしか見られない1人の大事な存在で
日に日に成長していくからこそ、大きくなるのはあっという間―
専業主婦が辛いと感じても、子どもの成長をはじめ、あらゆる幸せを
噛みしめながら過ごせれば、その気持ちは変わるのではないでしょうか?
理想の育児や家事ができなかったとしても、自分を追い詰め過ぎず
頑張る自分を認め、休息を忘れず、ママらしく毎日を楽しみましょう!
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