うつ病は食事で予防・改善できる！うつ病に効く食事とは？

子育てで、疲れやすくなったり、集中力が低下したり、ゆううつな気分になったり…

「ひょっとしてうつ病？」と思った時、すぐ病院に行くのも一つの手ですが、
食事で予防・改善する方法もあります。
　

本記事ではうつに効く栄養素と食品、食事の摂り方について紹介していきます。

うつ病の原因は？

うつになる原因は、脳内物質セロトニンの減少が原因とされています。

セロトニンの材料となるのが、「トリプトファン」という必須アミノ酸です。

このトリプトファンは体内では生成することができないため、
食事などで体外から摂取する必要があります。

このトリプトファンを主として、他にもうつに効く栄養素がありますので、
それを摂取するための食品と合わせて以下にて紹介します。

うつ病に効く栄養素と食品

■トリプトファン

セロトニンの材料となる最重要栄養素です。

[トリプトファンを多く含む食品]

乳製品（牛乳含む）、肉、魚、大豆製品、卵、バナナ

■鉄分

鉄が不足すると、疲れやすくなったり、集中力低下につながります。

[鉄分を多く含む食品]

レバー、肉（赤身）

■ビタミン（B群、ビタミンD、葉酸）

これらのビタミンの不足は、うつ状態を悪化させると言われています。

[ビタミンを多く含む食品]

・ビタミンB群

　肉、レバー、貝類

・ビタミンD

　きのこ類、魚介

・葉酸

　緑黄色野菜（特に葉物の野菜）、納豆、レバー

うつ病の予防にはどんな食事の摂り方がいいの？

ポイントをお伝えします。

・1日3食食べるようにする（特に朝食が大事）

・洋食よりもトリプトファンが多く含まれる食材を用いた日本食（和食）の方がベター

・バランス良く食べるようにする

うつ病で理想の食べ方ができない時は

うつ状態がひどい時は、食事の摂り方に気を使えるほどの気力がない場合もあります。

そんな時、ぜひ食べてみてほしいのが「バナナ」です。

バナナにはトリプトファンが豊富に含まれていますし、
エネルギーのもととなる糖質も摂取することができます。

そしてなにより調理いらずで手軽に食べられることがメリットです。

うつで億劫で仕方ない時、試してみてください。

うつ病を予防・改善するための食事についてのまとめ

うつ病を予防・改善するための食事についてご紹介しました。

ただし食事では即効性が望めず、他のアプローチを試してみたくなることもあると思います。

その際はぜひ、こちらの【うつ病改善法】のページもご参照ください。